★東海道五十三次 Noboru ウォーキング 昨年1月に京都三条大橋からスタートした歩きは、いよいよ佳境に入りました。江戸時代の人はどんな気持ちで、どんな目線で歩いたのかを想像しながら歩きました。
第24回と第25回で、残り江戸日本橋まで十里約40㎞となりました。京都から桑名~熱田までの七里の渡しの約28㎞を除いて約430㎞を歩いてきました。そして次回最終回、第26回で日本橋に到達予定です。
① 第24回 2泊3日 4月25日、26日、27日で、沼津宿~三島宿~箱根宿~小田原宿 約40㎞
第24回 2泊3日 4月25日、26日、27日で、沼津宿~三島宿~箱根宿~小田原宿 約40㎞
1日目は、沼津宿から三島宿の三島大社まで

2日目が、三島大社にお参りしてから箱根峠を目指して上ってゆきました。
三嶋暦 今でいうカレンダーの解説を聞きました
旧東海道最大の難所である箱根峠は、前々から、ウォークリーダーから「厳しい歩行」になることを聞かされてきましたので、峠超えに耐えうるべく脚力を鍛えておかないと思い準備してきました。
1月下旬にジム通いを再開、ジムまでは歩いていくことにしていました(ジムまでは適度な坂道となっており、負荷がかかるためウォーキングにぴったりで往復50分速足で鍛えました。この甲斐あってか、体力・脚力に問題なく箱根峠は無事に越すことができました。一番厳しく、神経を使ったのが
名物の「石畳」でした。歩きづらく何度も足首をひねりそうになりました。
三島スカイウォークの橋脚鉄塔が左手に

「箱根峠」は車ではあっという間の区間ですが、国道1号線を何度もクロスしながら、三島から延々と上ってゆきます。
観光で行ったことのある「三島スカイウォーク」を横目に
「山中城跡」へ、そしてなんとか箱根峠をクリアし下り無事芦ノ湖へ
石畳途中での筆者
箱根峠到着!
2日目ゴールの芦ノ湖!日中見られなかった富士山がご褒美でしょうか、山頂付近を出しました!
3日目は、芦ノ湖畔の関所に寄り杉並木を通ってから、また石畳を上ってゆきました。途中、午前中に休憩したのが
「甘酒茶屋」。400年続く変わらぬ製法の「甘酒」をいただきました。これが本当に美味しく、江戸時代の人も味わったもの同じというのが凄い!鉄道や道路が整備されてゆき、何軒もあった茶屋はこの店以外は廃業、たった1軒残り、先々代が「経営に苦しみながら味を守ってきた」という尊い話を、現在の13代目の当主から聞きました。この茶屋があってくれて有難うという気持ちになりました。
箱根関所の展望所から
めちゃくちゃ美味しかった甘酒
そのあと箱根七曲を下りながら夕方に箱根湯本へ。

ゴールの箱根登山電車の風祭駅

参加者全員完歩し、帰路のバスの中では、達成感を皆が感じている様子でした。
② 第25回 2泊3日 5月9日、10日、11日 小田原宿~大磯宿~平塚宿~戸塚宿 46㎞
第25回 2泊3日 5月9日、10日、11日 小田原宿~大磯宿~平塚宿~戸塚宿 46㎞でした。
1日目は前回ゴール地点の箱根登山電車の風祭駅からスタートし、小田原城に寄って、大磯宿の手前まで
2日目は、これまでで1日での最長歩行距離の20.6㎞でした、しかも午前中は雨でカッパを着ての歩行で、暑く難儀でした。ただ、昼からは天気も回復し予定どおり辻堂駅近くまで歩ききりました。前回の箱根峠を超えてきた参加者にとっては、ほぼ平坦な道は軽い足取りではなかったかと思います(筆者は2日のゴール間近は、足はパンパンで限界に近かった)夕食は江ノ島に渡っての海鮮丼を食しました。
3日目は、源野義経も祀られている白旗神社、その近くの遊行寺によって、横浜戸塚宿まで歩きました。

遊行寺